帝京第三高等学校

帝京第三高等学校の50周年事業として、校舎及び学生寮の建て替えられた。敷地は南側に南アルプス、北に八ヶ岳を望む絶景のロケーションであり、各室からの眺望に配慮した計画としている。教室や食堂、オープンエンドな広い廊下、学生寮ラウンジ、大浴場など学生生活の各シーンにこれらの景観が刻み込まれることを意図している。また、建設地は日本有数の寒冷地であり、設計を始めるにあたり学校側より「とにかく温かい施設を」との要望があったため、自然光の取り込みと断熱性能には特に配慮した計画としている。