日東ボタン八重原工場

八ヶ岳や浅間山をはじめとする信州の雄大な山並みに囲まれた敷地に建つ工場建築である。約12万㎡の広大な敷地に10棟以上の工場施設群と管理棟を配置している。21世紀の工場として経済性や生産性、快適性を追求した空間計画を行っており、機能によって形態が異なる各棟は銀色の屋根と白壁、黒いサッシュによりモノトーンで統一されたデザインとしている。生産施設の中心となる扇型の棟は円形ひろばの中心軸に沿って配棟され、扇を延長していくことで将来的なライン増強に対応している。管理棟と生産施設群と接続する渡り廊下はウッドデッキを採用して外部空間を連続させている。

    所在地 [LOCATION]
    長野県東御市
    設計監理 [DESIGNER‘S SUPERVISION]
    現代建築研究所
    敷地面積 [LAND SIZE]
    125,812㎡
    工期 [CONSTRUCTION RERIOD]
    2003年11月- 2005年2月
    階数 [RANK]
    地上1階
    延床面積 [TOTAL FLOOR AREA]
    4,615㎡
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