神田TKビル

本計画は都心部狭小敷地の有効活用とビジネスユースや年々増加の一途を辿る外国人観光客などへの宿泊施設不足に対応しえる簡易宿泊所（カプセルホテル）の計画である。 外観・内観ともにシンプルかつ都会のスタイルに自然と溶け込むような計画としている。 計画地はJR神田駅から徒歩5分圏内の立地で高架下店舗や飲食店街が密集する場所の中に位置している。敷地の三方は隣地に囲まれ、同規模の建物に囲まれ、敷地間口が6ｍ以下と非常に狭く、外壁は隣地境界から約30センチ程度とし、施工できる限界値まで敷地を有効に使用し建物内部空間を確保している。