駒沢女子大学 80周年館

駒沢学園は1927年の開設以来80周四年生年を迎え、の新学部としての人間健康学部を新設することとなった。当建物はその機能を収容するものである。平面計画は北側と南側に東西に長く教室を配し、中央部はパブリックスペースとした。南側の大きなマスは平成元年に当地に移転した際の校舎デザインを踏襲したタイル張りとし、北側の小さなマスは新しい学園をイメージさせる白いコンクリート製の外壁とガラスを市松状に配した軽快なデザインとしている。内部空間は、この棟が敷地北側にあり、南側には既存棟が隣接していることから、中央のパブリック部分に吹抜やライトウェルを複数設け、また東側には大きな開口部を設け採光している。周囲は多摩丘陸の豊かな森に囲まれており、清涼な雰囲気を室内に導入することを意図している。

    所在地 [LOCATION]
    東京都稲城市
    設計監理 [DESIGNER‘S SUPERVISION]
    現代建築研究所
    敷地面積 [LAND SIZE]
    197,085.00㎡
    工期 [CONSTRUCTION RERIOD]
    2008年8月-2009年9月
    階数 [RANK]
    地下1階、地上4階
    延床面積 [TOTAL FLOOR AREA]
    9,896.13㎡
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